「グリーンピース・インターナショナル核問題担当:トム・クレメンツ氏を囲んで──日本のプルトニウム政策を国際的な視野で考える」ご案内

プルサーマル、再処理、そして「もんじゅ」

核の拡散が緊急課題となっている今日、六ヶ所再処理工場の稼動が海外から注目されています。今回は、アメリカの抱える余剰プルトニウムの問題に長年取り組んできたトム・クレメンツ氏をゲストに迎え、アメリカの最新情報やこれまでの活動についてお話いただき、また、国際的な視野から見た六ヶ所、そして日本のプルトニウム政策の問題点について、皆さんと意見交換を行いたいと思います。

日時
3月24日(木)6:30pm – 9:00pm
場所
エル・おおさか(大阪府立労働センター)9階905号室
地下鉄谷町線・京阪電鉄「天満橋」駅から西へ300m(06−6942−0001)

トム・クレメンツ プロフィール

グリーンピース・インターナショナル上級顧問:在米国ワシントンDC。1989年、米国グリーンピース・スタッフ(エネルギー省核兵器製造施設問題担当)。1992年、グリーンピース・インターナショナル・スタッフ(核拡散問題担当)。プルトニウム、MOX燃料、核廃棄物と輸送が中心課題。1999年、NGO核管理研究所(NCI)事務局長。核拡散問題に取り組む。2002年より現職。NPT問題に深く関わり、IAEA関係者とも頻繁に接触。

会の内容

MOX(ウラン・プルトニウム混合酸化物燃料)
米国・ロシアでは、余剰と宣言された軍事用プルトニウムをMOX燃料として使う計画が進められてきました。今年1月末、サバンナリバーで建設予定のMOX燃料工場の建設許可の前提となる環境影響評価報告書を米国原子力規制委員会(NRC)が発表しました。2月28日、地元の団体が、報告の内容に問題があるとして、建設許可を出さないようNRCに申し立てをしています。クレメンツ氏から、最新状況について報告していただきます。
再処理
非核兵器国において初めての大規模な再処理を行う六ヶ所再処理工場が、経済性もないのに動き出そうとしていることは、世界からどのようにとらえられるのでしょうか。核拡散問題の観点から再処理・ウラン濃縮の規制の海外における動向などを報告していただきます。
高速増殖炉「もんじゅ」
高速増殖炉「もんじゅ」計画を延命するための日米などの国際的な技術協力についても、簡単な意見交換を行う予定です。

共催

  • グリーンピース・ジャパン(080-5088-3048) 東京都新宿区西新宿8−13−11 N・Fビル2階
  • グリーン・アクション(090-3620-9251) 京都市左京区田中関田町22−75−103
  • 美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会 大阪市北区西天満4−3−3星光ビル3階

連絡先

グリーンピース・ジャパン
東京都新宿区西新宿8−13−11 N・Fビル2階
(080-5088-3048)

グリーン・アクション
〒606-8203
京都市左京区田中関田町22-75-103
(代表:アイリーン・美緒子・スミス)
TEL: 075-701-7223
FAX: 075-702-1952

美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会
(代表:小山英之)
〒530-0047
大阪市北区西天満4-3-3
TEL: 06-6367-6580
FAX: 06-6367-6581