琵琶湖に最も近い美浜原発さらに20年寿命延長?! 8月21日(日)美浜3号は廃炉に! 学習・討論会 美浜原発は断層の巣の中 地震が起これば大惨事に

関電と原子力規制委員会は、高浜原発1・2号に続いて、40 年超えの美浜3号も20年間寿命を延長しようとしています。福島原発事故の教訓から、国は原発の運転期間は「40年を原則」と決めたにもかかわらず、原発に依存し続けようとしています(美浜1・2号は廃炉が決まっています)。
とりわけ美浜3号は、断層の巣の中にあり危険です。基準地震動は993ガルですが、これは入倉・三宅式による計算で過小評価です。熊本地震を踏まえた島崎邦彦氏の提言で規制庁が大飯原発で再計算した結果を踏まえれば、1.81倍となり1,797ガルにもなります。炉心の冷却ができなくなるクリフエッジ(崖っぷち)は1,320ガルですから、地震が襲えば大惨事は避けられません。
さらに、琵琶湖に最も近い原発が美浜原発です。関西1,400万人の命の水源が汚染されれば取り返しはつきません。避難計画では、要援護者の避難手段も決まっておらず、安定ヨウ素剤をすぐに入手することもできません。熊本地震は「屋内退避」の危険を示しましたが、国の避難計画の基本は「屋内退避」のままです。
規制委員会は8月上旬にも基準に合格していることを示す「審査書案」を出そうとしています。その 後1か月間のパブコメがあります。次には運転期間延長審査等があり、全ての審査が11月30日までに 終了しなければ廃炉となります。学習・討論会では、安全性や避難計画の問題等を議論して、パブコメの準備もしましょう。
地元福井と関西の命と安全を守るため、美浜3号の寿命延長を止めよう。

日時:8月21日(日)
午後1:30〜4:40(開場午後1:15)
場所:大阪歴史博物館4階第1研修室
地下鉄「谷町4丁目駅」歩約5分
地下鉄谷町線2出口/地下鉄中央線9出口
資料代:500円

主催:グリーン・アクション/原発なしで暮らしたい丹波の会/美浜の会/避難計画を案ずる関西連絡会
連絡先:
グリーン・アクション 京都市左京区田中関田町22-75-103 TEL:075-701-7223 FAX:075-702-1952
美浜の会 大阪市北区西天満 4-3-3星光ビル3階 TEL:06-6367-6580 FAX:06-6367-6581

ダウンロード:チラシ(PDF)