5月15日大飯3・4号機再稼働に関する政府交渉に関連した再質問への国の回答

5月15日大飯3・4号機再稼働に関する政府交渉をふまえて、提出した再質問に国からの回答をPDFで下記からダウンロードできます。

2012年5月18日

5月15日大飯3・4号機再稼働に関する政府交渉に関連した再質問

  1. 安全審査指針に合致しないと運転することはできないとしつつ、再稼働と安全審査指針を切り離す理由は何か。
  2. 政府は、制御棒挿入時間の基準2.2秒を守れるのかどうかを確認せずに大飯原発3・4号機を再稼働するということか?
  3. 避難道路の複線化、青戸大橋の耐震補強工事が完了するのはいつか。
  4. EPZテレビ電話・ファックス・衛星電話・防護服などの設置が完了するのはいつか。
  5. 影響を受ける自治体は、防災上、原発事故が万が一生じたときの影響を知る必要があるためSPEEDIのシミュレーションを実施・公開するまで大飯原発は再稼働を行うべきではない。これに対するお考えをおきかせいただきたい。
  6. 滋賀県の請求した大飯原発に関するSPEEDIのシミュレーション実施結果を、現在、公開できない理由について再度おきかせいただきたい。
  7. 4月26日の副大臣の「雇用調整助成金のような制度をフル活用して省庁の枠を超えてできるだけの努力をさせていただきたい」という発言に関して、いつ何を実施するのか明らかにされたい。
  8. 5月15日の政府交渉において、政府側は、「小浜市での説明会では、地元の理解が得られなかった。」という認識を示した。理解をえるために、今後、具体的に何をするのか、
  9. 関西電力が大飯1、2号機の周辺斜面崩落を防ぐための工事を2014年度から行う点について、
  10. (1)保安院は作成した二次評価項目案に斜面の崩落を入れている。しかし、本来2006年に事業者に指示したものであり、作業の怠慢をごまかすものである。各原発について、斜面の安全性評価の終了予定時期を明示されたい。
    (2)大飯1、2号機の斜面崩落は隣接する3、4号機の過酷事故対応にも悪影響を及ぼす。また、東電福島第一原発事故の際、敷地内斜面の崩落により送電用鉄塔が倒壊し外部からの受電が不能になった教訓を踏まえれば、1、2号機の斜面補強工事が終了するまで、3、4号機の再稼働は行うべきではないと考えるがいかがか。

連絡先:グリーン・アクション
〒606-8203京都市左京区田中関田町22-75-103 Tel: 075-701-7223

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