10月4日 保安院交渉を踏まえて-10月4日学習・討論会 ガラス固化のできない六ヶ所再処理工場は、動かしてはならない

10月4日 保安院交渉を踏まえて-10月4日学習・討論会
ガラス固化のできない六ヶ所再処理工場は、動かしてはならない

10月4日 保安院交渉を踏まえて-10月4日学習・討論会

ガラス固化のできない六ヶ所再処理工場は、動かしてはならない


保安院への「ガラス流下停止事件」に関する要望書の提出と交渉は10月2日に行われる予定です。
衆議院解散との関係で交渉日程が若干早まる見込みです。そのため、10月4日の学習・討論会は、当初予定していた「保安院交渉に向けた集会」から、保安院交渉を踏まえて、そこで問題になった点等を議論します。
ガラス固化を巡る情勢は10月初旬に、山場を迎えようとしています。日本原燃と保安院は、ガラス固化の試験を再開するために準備を始めています。保安院は10月1日に非公開の「事故故障対策ワーキンググループ」を開き、日本原燃はその場に、「流下テスト」(3本のガラス固化体製造)の結果を含む最終的な報告書を提出し、早期に試運転を再開しようとしています。
10月2日(予定)の保安院交渉は、溶融炉試験の再開をストップさせる重要な時期にもたれます。
保安院交渉にも是非参加してください(参加希望の方には、詳細が決定しだいご連絡します)。

◆流下停止の原因は明らかになっていない−白金族問題を意図的に避ける原燃

原燃は9月12日に、ガラス流下の停止について「経過報告−その2」を出しました。そこでは、流下ノズルの温度が上がらなかったというだけで、その原因は示されていません。また、最も重要な炉底部のガラス温度データが非公開のままです。ノズル内に白金族が溜まったために、ノズルの温度が上がらずに流下が停止した可能性があります。しかし原燃は、白金族問題を意図的に避けています。

◆溶融炉の加熱開始(9月16日)-今月末に流下テスト

流下停止の原因究明もできていないのに、「対応」として今月末に「流下テスト」を実施しようとしています。とにかく試してみるというもので、これでは試験運転の再開と同じです。

◆燃料せん断の再開(9月15 日)−廃液のガラス固化ができないのに

ガラス固化ができないのに燃料せん断を開始するなどもっての他です。

◆はやくも「新型溶融炉」開発-70億円もの税金を原燃に補助

現在の溶融炉は、昨年11月初めから試験運転を開始し、わずか2ヶ月しか使っていません。それにもかかわらず、国と原燃は、早々と「新型炉」を開発しようとしています。このことは、既に現在の溶融炉が欠陥炉であることを自ら吐露しているようなものです。

10月4日の学習・討論会では、保安院交渉の内容を報告し、それを踏まえて、今後の運動の方向性について議論していまきす。ぜひ、ご参加ください。

10月04日 保安院交渉を踏まえて-10月4日学習・討論会 地図
日時:10月4日(土曜日)18:30〜21:00

場所:エル・おおさか南館10階101号室(南館10階)
   地下鉄谷町線、京阪「天満橋」より西へ300m

参加費:一般500円/大学生以下200円
(事前の予約はいりません)

主催 
グリーン・アクション
京都市左京区田中関田町22−75−103 TEL 075-701-7223 FAX 075-702-1952

美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会
大阪市北区西天満4−3−3 星光ビル3階 TEL 06-6367-6580 FAX 06-6367-6581