六ヶ所再処理工場:ウラン試験の最終段階を止めるために──11・20学習討論会ご案内

  • ガラス固化体貯蔵建屋の改造工事の虚偽──コンクリートの温度制限を守らず
  • 六ヶ所再処理工場はアクティブ試験に入れない
日時
11月20日(日) 午後1:30〜4:30
場所
職業訓練センター(エル・おおさか南館・7階「南72号室」)地下鉄・京阪電車「天満橋」駅から西へ徒歩7分(※「エル・おおさか」の正面玄関から入り、エレベータ乗り場をまっすぐ進むと「エル・おおさか南館」のエレベータがあります)tel.06-6942-3003(代表)

参加費 一般500円 学生300円

テーマ

  1. 六ヶ所再処理工場とプルサーマルをめぐる動き
  2. ガラス固化体貯蔵建屋の改造──コンクリートの温度制限値を守らず
    ──ウラン試験の最終段階・総合確認試験に入れない
  3. 関電の使用済み核燃料はアクティブ試験に使えるのか
    ──2003年8月5日原子力委員会決定、10月20日関電交渉を踏まえて
  4. ガラス固化溶融炉の技術的欠陥──白金族元素によるフン詰まり
    ──アクティブ試験をすれば、危険な放射性濃縮廃液が溜まる
  5. 国際的な反対の声

六ヶ所再処理工場は、ウラン試験の最終段階にさしかかっています。最終の「総合確認試験」に入れるかどうかがいまの焦点です。そこに、虚偽解析で問題になったガラス固化体貯蔵建屋の改造工事でまたも虚偽が浮上しています。日本原燃は10月18日から改造工事に着手し、完成までに2〜3ヶ月かかると言われています。年末から年始にかけて大きな山場になります。

その後のアクティブ試験では、本物の使用済み核燃料を430トンも使ってプルトニウムを分離し、放射性廃液をガラス固化することになります。電力各社は、分離したプルトニウムの利用方法を示さなければなりません。関電の使用済み核燃料も140トンを使用予定です。しかし、関電交渉でも明らかになったように、現状では「利用方法を示すことはできない」状況です。さらにプルサーマルの事前了解がからみます。また、六ヶ所再処理工場では、ガラス固化体を製造できないのではないかというガラス固化溶融炉の技術的欠陥という問題も控えています。国際的には、本格稼働を控えて反対の声が強まっています。

これらの問題について議論を深め、アクティブ試験を阻止することはもちろん、その前の「総合確認試験」入りをどう阻止するか、その方向を見出していきましょう。

作成:2005年11月8日

連絡先

グリーン・アクション
〒606-8203
京都市左京区田中関田町22-75-103
(代表:アイリーン・美緒子・スミス)
TEL: 075-701-7223
FAX: 075-702-1952

美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会
(代表:小山英之)
〒530-0047
大阪市北区西天満4-3-3
TEL: 06-6367-6580
FAX: 06-6367-6581