3月1日(日)学習会:電気料金値上げと原発
学習会:電気料金値上げと原発
福島原発事故後、電力各社は、原発の運転中止により事業経営的に厳しい事態に追い込まれ、相次ぎ料金値上げを行ってきた。このようななかで、関西電力は、昨年末、2013年春にひきつづき大幅な再値上げ申請を行った。
他方で、電力事業関係者は、新しい原発の規制基準をクリアするための巨額の投資を行いながらも、ひたすら原発再稼働をめざしている。
しかし、原発が安いものではないことはもはやはっきりしている。原発再稼働にともなうリスクがきわめて大きいことも明らかである。この学習会では、今回の関西電力の値上げの事例をとりあげながら、電気料金と原発の関連、これからの電気事業経営のあり方について考えることにしたい。
日時:2015年3月1日(日)午後2時から4時30分まで
場所:せいきょう会館4F会議室
京都市中京区烏丸夷川東南角 地下鉄「丸太町駅」南口3分
定員:50名(先着順)
資料代:500円
主催:グリーン・アクション/コンシューマーズ京都
連絡先:コンシューマーズ京都
TEL:075-251-1001
FAX:075-251-1003
メール:syodanren@mc2.seikyou.ne.jp
<プログラム>
司会:アイリーン・美緒子・スミス(グリーン・アクション)
報告:「関西電力の料金値上げをめぐって」 原 強(コンシューマーズ京都理事長)
講演1「電力会社の効率化について」
講師:金森絵里(立命館大学経営学部教授)
※会計学が専門。2011年の原発事故をきっかけにエネルギー問題に取り組む。2014年9月、大島堅一と「20014年3月期に原発をすべて廃止した場合における電力会社の経営への影響」を共著。
講演2「原子力発電と電気料金」
講師:大島堅一(立命館大学国際関係学部教授)
※環境経済学専攻。環境経済・政策学会常務理事、日本環境会議事務局長、原子力市民委員会座長代理。著書に、『原発のコスト』(岩波書店)、『原発はやっぱり割に合わない』(東洋経済新報社)など。