9月27日 あれから10年 JCO事故を忘れない!原発いらない!市民の集い
あれから10年 JCO事故を忘れない!原発いらない!市民の集い
お話:相沢一正さん(「臨界事故被害者の裁判を支援する会」事務局長 / 東海村議会議員)
主催:JCO事故を忘れない! 市民の集い 実行委
1999年9月30日、茨城県東海村の核燃料工場JCOで臨界事故が発生しました。お二人の作業員が亡くなり、約350m圏内に避難要請、10キロ圏内約31万人に屋内退避が呼びかけられました。目に見えない放射線の恐怖、原子力事故への対処の難しさを、現実のものとして社会につきつけた深刻な事故でした。
しかし、工場や規制当局は事故による被害を現場の従事者に限ってしか認めていません。そして、放射線が目に見えないことをいいことに、周辺地域にも及んだ影響をできる限り小さくみせることに終始してきました。体調不良を訴える人たちがいるにもかかわらず、周辺住民の健康被害はいまだに認められていません。
その背景には原子力政策全体への影響を考え、負の側面を隠し通そうとする思惑が存在しています。そんな中で、幕引きの流れにあらがって、事故の責任を問う裁判が今も続いています。
JCO臨界事故から10年を迎えるにあたって「臨界事故被害者の裁判を支援する会」の事務局長を務められ同時に東海村議会の議員でもいらっしゃる相沢一正さんをお迎えし、JCO裁判の経過を振り返りながら、この事故の背景にある決して風化させてはならない問題にせまりたいと思います。
2009年9月27日(日)
PM1:30〜PM4:00
大阪市立浪速人権文化センター(JR大阪環状線「芦原橋」駅下車すぐ)
参加費:大人・800円、大学生・400円、高校生以下・無料
主催:JCO事故を忘れない!市民の集い 実行委
連絡先:グリーン・アクション TEL 075-701-7223
ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン TEL 06-6833-5323
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会 TEL 06-6367-6580
若狭連帯行動ネットワーク TEL 0729-39-5660