3月20日講演・討論会 青森の農業者の声を受け止めて

3月20日 講演・討論会-青森の農業者の声を受け止めて-

六ヶ所再処理工場の本格運転を止めよう
六ヶ所ではガラス固定化を作れない-欠陥ガラス個体が残るだけ
青森県産品や三陸の海の幸を放射能汚染から守ろう
青森の農業者の声を受け止めて
3月20日 講演・討論会
講師:哘 清悦(青森県・再処理工場について勉強する農業者の会)
-消費者と生産者の連携が六ヶ所再処理をとめる-


 六ヶ所再処理工場が本格運転を開始すれば、空や海に大量の放射能が放出されます。国内でも有数の農業大国青森の農産品も放射能で汚染されることになります。今回は、生産者の立場から、六ヶ所再処理工場に反対されている哘さんをお招きします。青森県知事は「日本一健康な土」による「攻めの農業」を県政のスローガンに掲げています。
しかし哘さんは、「攻めの農業」と再処理工場は両立しないと訴え、農業者の立場から青森県内で様々な活動をされています。私たちは、ニンニクや長いも等、青森県産品をおいしく安全に食べ続けたいと思う消費者でもあります。食の放射能汚染に反対して、生産者と消費者との間にどのような連携が取れるのか等々、青森の生産者の声を受け止めて、討論していきます。

 日本原燃は、六ヶ所再処理工場の本格稼働を3月末までに始めようとしていましたが、これは断念せざるを得ませんでした。再処理後に残る高レベル廃液をガラスに混ぜて作るガラス固化の試験がうまくいかないためです。2月25日には、しゅん工時期(使用前検査合格時=ほぼアクティブ試験の終了時期)を5月にすると発表しました。ガラス固化体の製造は六ヶ所再処理工場の最大の弱点であり、その欠陥が露呈したのです。
5月後の本格運転を阻止するために、アクティブ試験の現在の状況について、とりわけガラス固化体製造の問題点等について紹介し、議論します。是非ご参加ください。

3月20日 講演・討論会 地図
日 時:3月20日(祝)午後1:30〜5:00
場 所:エル・おおさか 7階708号室(地下鉄谷町線、京阪「天満橋」徒歩5分)
内 容:(予定)
◇六ヶ所再処理を巡る状況報告(主催者)
◇講演:哘清悦さん
−消費者と生産者の連携が六ヶ所再処理をとめる−(再処理工場について勉強する農業者の会)
◇討論
参加費:一般 800円/大学生以下 500円※参加には事前の予約はいりません。

主催
グリーン・アクション 
京都市左京区田中関田町22-75-103 TEL 075-701-7223 FAX 075-702-1952
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会
大阪市北区西天満4-3-3 星光ビル3階 TEL 06-6367-6580 FAX 06-6367-6581