提出先:

経済産業省原子力安全・保安院
原子力委員会
文部科学省

最近、福井県内において高速増殖炉もんじゅの改造工事強行に向けて、新聞広告や推進側主催の説明会など、県政や県民世論を切り崩そうとする、たいへん偏った動きがあることを知りました。しかし、これらの情報はもっぱら福井県域に集中し、私たち京阪神地域のメディアなどを通じてはほとんど知ることができません。地元敦賀市をはじめ周辺住民の意見が尊重されることに異論はありませんが、今後「もんじゅ」をどうするかという問題は福井県域のみの問題ではなく、日本全体のエネルギー政策にも関わる重要な問題です。にもかかわらず、そういった視野での説明責任が全く果たされていないことに強く抗議するとともに、全国各地で反対の立場を含め対等な議論が保証された場でのシンポジウム・討論会の開催を求めます。

特に、来る11月1日に大阪で予定されている市民団体(とめよう「もんじゅ」関西連絡会)主催の「『もんじゅ』公開討論会in関西」に責任を持って発言できる立場の方が出席され、きちんと議論に参加されますよう強くお願い申し上げます。

以上

グリーン・アクション　代表:アイリーン・美緒子・スミス

京都市左京区田中関田町22-75-103
TEL 075-701-7223　FAX 075-702-1952

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