団体・個人賛同募集中:川内原発・火山審査で規制委火山検討チームへ「審査は白紙に!」

団体・個人賛同募集中
川内原発・火山審査で規制委火山検討チームへ「審査は白紙に!」

団体・個人賛同署名フォーム:
https://ssl.form-mailer.jp/fms/ba271ff1317876

原子力規制委員会は火山の専門家を集めて検討チームを設置し、第一回の会合が8月25日に開かれました。その中で、東大名誉教授で火山噴火予知連絡会会長の藤井敏嗣氏から、川内原発の火山評価について、九州電力の申請書の前提条件を掘り崩す事実が明らかになりました。

しかし原子力規制庁は、検討チームは川内原発の審査とは別だとし、9月2日の第二回目の会合で「基本的考え方」を取りまとめて、一旦議論を終わらせようとしています。これでは、検討チームは、火山学者の単なるガス抜きの場となってしまいます。許されないことです。

そこで、鹿児島、佐賀、関西、首都圏の9市民団体の連名で8月30日に、原子力規制委員会及び火山活動のモニタリングに関する検討チーム宛てで、川内原発・適合性審査火山影響評価に関する緊急要請書を提出します。要請項目は以下の3つです。

一.川内原発の火山影響評価はこれを白紙とし、審査を一からやり直すこと。火山審査に際して、火山学者を検討の場に加えること
一.検討チーム第一回会合における指摘事実から、九州電力の申請はその根拠が失われ、火山ガイドの要求も満たさないことが明らかになったことから、これの許可をしないこと
一.9月2日に「基本的考え方」をまとめるのはやめ、第一回会合での指摘事項について、火山検討チームでさらに検討を続けること

この緊急署名については、団体・個人の賛同を広く募り、次回の検討チームが開かれる9月2日(火)午前9時30分から、原子力規制委員会のある六本木ファーストビルの玄関前にて、直接手渡しで再提出したいと思います。是非以下のフォームからご署名ください。団体でも個人でも可能です。

団体・個人賛同署名フォーム:
https://ssl.form-mailer.jp/fms/ba271ff1317876

火山審査についての緊急要請書:
http://kiseikanshishimin.jimdo.com/app/download/10061745991/kazan-kinkyu-yosei.pdf