福井県原子力安全専門委員会に対する市民の要望
2012年6月10日
関西電力の大飯原子力発電所3,4号機を再稼働させる安全性について、福井県の原子力安全専門委員会は検討を続けてきた。委員会の運営方法および審議内容については、福井県民および全国の市民から何度も要望が出されてきたが、未だ改善されていないことがほとんどである。本日第74回原子力安全専門委員会を傍聴した私たちは、審議内容および運営に納得できないので、本委員会での丁寧な継続審議を求め、委員長および事務局に下記について早急な改善を求める。
- 開催告知は最低開始72時間前までに行うこと
- インターネット中継の導入もしくは中継希望者を承諾すること
- 議事録は速やかに発行すること
- 発言者は発言の前に氏名・所属を傍聴人に明らかにすること
- 委員からの質問に説明者が答えられない場合、委員長は後日回答を求めるなど、適切な議事進行を行うこと
- 傍聴人が委員および説明者に質問し回答を得られる質疑の時間を設けること
以上の内容について速やかに答えること
提出団体:サヨナラ原発福井ネットワーク、「ふくいにあつまろう」実行委員会、グリーン・アクション、美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会、グリーンピース・ジャパン
連絡先:
サヨナラ原発福井ネットワーク