グリーン・アクション/美浜の会主催 学習・討論会(大阪)のお知らせ

ビデオ「六ヶ所村通信 No1(監督:鎌仲ひとみ)」上映!

◆ガラス固化体貯蔵施設で「設計ミス」−再処理工場のウラン試験を止めるために

◆美浜3号機事故−配管管理のずさんな実態と管理強化のために

案内

日時
2月20日(日) 開場:午後1時 1時30分〜5時
場所
アピオ大阪(JR環状線「森ノ宮」下車 すぐ)
参加費
一般700円 高校生以下500円 (ビデオ上映代含)
内容

1:30〜2:30 ビデオ「六ヶ所村通信 No.1」上映
2:30〜3:30 ガラス固化体貯蔵設備で設計ミス──ウラン試験を止めるために
3:40〜5:00 関西電力などの配管管理のずさんな実態と管理強化のために

日、日本原燃は、六ヶ所再処理工場のガラス固化体貯蔵設備等で、設計変更時に「設計ミス」があったことを認めました。再処理施設内の3設備には全原発が産み出す約10年分もの放射能が含まれています。ところが、固化体の中心温度が624℃になるはずのところ、変更前と同じ420℃だとして申請を出しました。それを政府も鵜呑みにして許可を出し、すでに設備はつくられているのです。こんな日本原燃が再処理を行うなど、恐ろしいことですが、12月にウラン試験を強行し、いまも続けています。日本原燃の体質について議論し、ウラン試験を止めるための糸口を探りましょう。

 11名もの死傷者を出した美浜3号機事故から半年になります。関電や国は、3月末には事故の最終報告書を出そうとしています。関電の配管管理のやり方とその姿勢は、今もなお、安全性をないがしろにしたものです。1月20日に行った関電交渉では、国の技術基準とは違った独自の方法で配管を管理しても問題はないとまで言っています。

東電などのBWR原発でも、配管からの蒸気漏れ事故が頻発しています。BWR原発の状況について、「ふくろうの会」の阪上さんから報告していただきます。国は、これまで各電力会社が勝手に行っていた手抜き検査に、お墨付きを与えようとしています。

 2月15日には、各地の諸団体と協力して保安院との交渉を行います。この交渉結果も踏まえて、配管の厳格な管理、徹底した検査を行わせていくために、何を要求し、どのような行動が必要かを議論しましょう。

 

ビデオ「六ヶ所村通信 No.1」紹介
映画「ヒバクシャ−世界の終わりに」の鎌仲ひとみ監督が作成したビデオ作品です。六ヶ所村再処理工場を巡って、様々な立場の人々の姿を映し出しています。ウラン試験に反対する人々、農業者、賛成派の店主等々。鎌仲監督は、新作映画「六ヶ所村ラプソディー」を制作中で、このビデオはその途中経過をレポートしたものです。関西では初の上映となります。当日はDVD版をスクリーンに上映します。

 
作成:2005年2月8日

連絡先

グリーン・アクション
〒606-8203
京都市左京区田中関田町22-75-103
(代表:アイリーン・美緒子・スミス)
TEL: 075-701-7223
FAX: 075-702-1952

美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会
(代表:小山英之)
〒530-0047
大阪市北区西天満4-3-3
TEL: 06-6367-6580
FAX: 06-6367-6581