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原子力安全・保安院原子力発電検査課　有倉陽司　様

前略

昨日（２月１２日）の交渉の中で、以下のような内容が話し合われました。

私達の質問書項目２（１）コジェマ社がプルトニウム・スポットの検査方法として化学エッチングを採用していることを、関西電力から聞いたのはいつの時点かという問いに対して、貴殿は「２００１年２月に関西電力から聞いた」と答えられました。

この点に関して、関西電力は、化学エッチング法については国に報告していないと私達の質問に答えています。関西電力が私達に虚偽の回答を行っていたことが明らかになりました。

関西電力はＢＮＦＬ社製ＭＯＸ燃料データねつ造事件に対する真摯な反省もなく、現在にいたってもこのような虚偽の回答を行っています。昨日の交渉の中で約束されましたように、関西電力に対して、市民への回答等においてウソをつかず、正直に事実を答えるよう、監督官庁として指導されるよう改めて要望いたします。

この点に関し、貴殿がどのような指導をなされ、それに対し関西電力がどのように応えたのかについて、今週中に私達にお知らせいただければ幸いです。

次に、昨日の交渉内容に関連して、質問します。

２００１年１１月２９日付け貴省の関西電力宛書面の中で「貴社自らが事前監査及び評価を行うこと」という文面がありますが、

• 関西電力の元請会社である原子燃料工業が事前監査したのはメロックスの何という工場ですか。その事前監査を行ったのはいつですか。
• 関西電力用ＭＯＸ燃料が製造されたのはメロックスの何という工場ですか。

御回答は今週中にお願いします。

草々

以上

連絡先

グリーン・アクション
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（代表：アイリーン・美緒子・スミス）
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（代表：小山英之）
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