2月15日:京都市長宛、大飯原発3・4号機再稼働反対表明と住民説明会の再度の開催等を求める質問・要望書

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要望事項

  1. 大飯原発3・4号の再稼働は住民の生活を脅かします。福井県の今回の豪雪は、避難ができないことを現実が示しています。
    早急に再稼動に反対を表明してください。2月9日から開始した燃料装荷等の再稼働準備を一
    切やめるよう関電に求めてください。
  2. 関西電力の大飯原発再稼動申請に提示されていた関電の火山灰評価(層厚10cm)が過小評価であることが、規制庁の委託研究による専門家の調査・研究により明らかになりました。また、規制庁の指示によって関電が調査し、京都市右京区越畑で約30cmの火山灰露頭が確認されました。専門家を含めて火山灰評価がやり直されていないままの大飯原発再稼働は認められないと表明してください。
  3. 昨年の京都市北部(UPZ内)の住民説明会等で関電が説明した「福島原発事故時の周辺の最大空間線量率91μSv/h」は虚偽の説明です。2011年4月末の数値であり、事故時の「最大」ではありません。規制庁も関電の説明は間違っていると認めています。関電の責任を明らかにし、関電に対し公の場で撤回し謝罪するよう求めてください。
  4. 広島高裁の仮処分決定を踏まえた火山灰問題等も含め、誰もが参加できる住民説明会、を再度開いてください。地域協議会を再度開くよう京都府に求めてください。
  5. UPZ内に住む京都市の住民に安定ヨウ素剤の事前配布を実施してください。
  6. 土砂災害・積雪でも避難経路が確保されている計画、又、市民の被ばくを増やさない大飯・高浜原発同時発災の避難計画が策定されていない中の再稼動は認めないでください。

ダウンロード:避難計画を案ずる関西連絡会の質問・要望書(PDF)
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