2月15日:[速報]京都市に申入れ
大飯原発3・4号の再稼働反対表明等を求めて
大飯原発のUPZに入る京都市
2月15日、京都市に対し、大飯原発3・4号機の再稼動の反対表明と昨年10月に行った説明会の再度の開催を求める質問・要望書を10名で提出しました(避難計画を案ずる関西連絡会の京都市3名を含む9名、そして脱原発を考える滋賀の会のメンバー1名)。京都市からは、危機管理室課長、環境政策局・地球温暖化対策室課長、他3名が対応されました。
- 京都市は脱原発を目指すと誇り、原発全廃とまで言いながら、目前に迫る大飯原発の再稼動には一切触れない姿勢が一番目立った。
- 火山灰の過小評価問題に関して評価がやり直されないままの再稼動について言及しない、規制庁の結論を待つに止まった。その後、場合によって京都府に協議会の開催を求める。
- 91μSv/hの関電の虚偽の説明についても抗議せず、消極的な姿勢。関電に謝罪と説明を求めるかどうか検討するがせいぜい。
- 同時発災については、京都市のUPZ内は大飯原発だけ、高浜は入っていない、なので同時発災の避難計画は関係ないが姿勢。しかし同時に事故が起これば京都市はどのように影響を受けるかを問うと、京都府に尋ねると回答。
- 原発事故が起きても放射能はすぐには放出されない。豪雪時でも、放射能が飛んでくる前に、地元の人で除雪ができると全く非現実的な考えを語る。
- 台風等の場合は、避難ではなく屋内退避と決めていると語りながら、安定ヨウ素剤の事前配布は実施せず。
- 舞鶴市民65,000人の施設事前マッチングしていない問題に関しては後日尋ねることになった。
2018年2月16日
避難計画を案ずる関西連絡会 参加者一同
ダウンロード:[速報]2月15日 京都市に申し入れ(PDF)
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