老朽原発は廃炉に!署名を滋賀県庁で提出 合計26,151筆

本日(11月15日)、全国から寄せられた「老朽原発の寿命延長に反対する署名」を滋賀県庁で提出しました。原子力規制委員会は明日16日にも美浜3号の20年寿命延長を認可しようとしている中で、廃炉にすべきと早急に表明してくださいと求めました。
 滋賀県庁の危機管理センターにて10時から、滋賀・京都・大阪から市民8名が参加し、西川防災危機管理監に署名を手渡しました。署名を手渡しながら、「子どもたちを守るため、原発はなくしてほしい」「福島原発事故で故郷を失った子ども達が滋賀で保養キャンプに参加し、第二の故郷になっている。滋賀と琵琶湖が放射能で汚染されることのないように守ってほしい」「関西1,400万人の命の水源を守るため、美浜原発は廃炉にと表明してください」等々訴えました。13日の「老朽原発美浜3号も廃炉に!11・13琵琶湖集会」のアピールも紹介しました。

 防災危機管理監は、「署名を重く受け止め、知事に伝えます」「滋賀県が実施した県民世論調査でも76.2%の県民が原発に不安を抱いています」「琵琶湖を預かる滋賀県としては、琵琶湖を将来に残していかなければなりません」と対応されました。

 その後、防災危機管理局原子力防災室の奈須野副主幹と安全性や避難計画の問題について議論しました。10月24日の私たちの申し入れ要望に基づいて、規制庁に「熊本地震のような複数回の揺れの場合に、原発の機器は耐えられるのか」を問い合わせたそうです。しかし、規制庁からは回答はいまだないとのことです。
重要な安全性問題について回答もなしに、美浜3号の寿命延長を認可しようとしているのです。安全性軽視も甚だしいものです。

最後に、滋賀県議会の議員各会派に、署名の鏡と琵琶湖集会アピール等を届けました。

ダウンロード:滋賀県に、老朽原発は廃炉に!署名を提出しました (11月15日速報)
老朽原発は廃炉に!署名を滋賀県庁で提出(合計26,151筆)