報告:11月4日京都府への申し入れ 京都府は原発事故から府民を守る姿勢が大幅に後退

11月4日、「避難計画を案ずる関西連絡会」と「京都の原発防災を考える会」は、京都府知 事に老朽原発美浜3号の廃炉を求めるよう、質問・要望書を提出し申し入れました。
京都府庁で午後1時半から30分の申し入れで、参加者は京都・大阪から3名、対応したのは、原子力防災課の四方課長等、担当部署から4名でした。 今回の申し入れを設定する際に、京都府は、8月27日の防災訓練監視行動をしていた市民が、作業中の職員に話しかけたことを取り上げ、「訓練を一分間 妨害した」として、交渉への出席を拒否してきました。さらに、市民との対応は30分に限ると通告してきました。そこで、申しれの冒頭にこれらについて 強く抗議し、今後は対応を改めるよう求めました。 滋賀県は市民の申し入れに対し、前回10月24日にも1時間半対応していることと比べても、京都府の対応は市民の声を軽視しています。
このような態度と同様に、今回の京都府の回答も、住民の安全を守るという姿勢からは程遠いものでした。30分という限られた時間でしたので、安定ヨウ素剤や要援護者の避難の問題については、別に申し入れの機会を設けるよう要望しました。

ダウンロード:11月4日京都府への申し入れ報告(PDF)

質問・要望書と回答(口頭)(PDF)