原発の地震評価は過小 原発震災・破局的災害を止めるための集い

「島崎邦彦氏(元原子力規制委員会委員長代理)の警告」
原発の地震評価は過小
原発震災・破局的災害を止めるための集い

チラシダウンロード:
http://greenaction-japan.org/internal/160731_flier.pdf(PDF)

日本の原発で起こる地震動は過小評価されています。とりわけ、市民は長年、原発の基準地震動を評価する時の計算式、入倉・三宅式では、原発の敷地が地震時にどのくらい揺れるかを過小評価してしまうと指摘し続けて来ました。
4月に起こった熊本地震を受けて、原子力規制委員会の前委員長代理島﨑邦彦氏も改めて同じ警鐘を鳴らしました。規制委員会は6月20日に島﨑氏の指摘を受け入れ、大飯原発を入倉・三宅式とは異なる式で評価を行うことにしました。しあかし、7月13日、規制委員会は武村式で評価した結果、「基準地震動を変更しなくて良し」との結論を出しました。このような結論は到底納得できるものではなく、厳しく批判する必要があります。
熊本地震の教訓から導かれた島﨑氏の警告は、市民の原発を止める運動にとって大きな手掛かりになり得るものです。原子力規制委員会がいい加減な検証を行い続ける中、今こそ市民の監視と行動が必要とされています。この集会ではこの深刻な問題を多くの市民が共有できるよう、認識を深めるための場としましょう。

7月31日(日)
13:45(開場 13:30)〜17:00
同志社大学 烏丸キャンパス
志高館 SK112
京都市上京区烏丸通上立売上る相国寺門前町647-20
地下鉄烏丸線「今出川」駅から徒歩5分
京都市営地下鉄 烏丸線今出川駅1番出口から、
烏丸通を北進してすぐです。

担当弁護士が語る島崎邦彦氏が主張する入倉・三宅式問題の意味
甫守一樹(弁護士 大飯原発3・4号機差止め訴訟など)
島崎提言の意味と意義、さらにその枠を超えて
小山英之(美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)代表)
入倉・三宅式問題と新レシピ〜 なぜ重要なのか
長沢啓行(若狭ネット資料室 室長)
各地の裁判から発言・アピール

資料代:500円(学生:無料)
主催:原発の地震の過小評価を考える集い・連絡会

問い合わせ:グリーン・アクション
京都市左京区田中関田町 22-75-103. E-mail: info@greenaction-japan.org
Tel: 075-701-7223 Fax: 075-702-1952 HP: http://www.greenaction-japan.org/