市民より「六ケ所再処理施設総点検に関する検討会」委員である○○○○○様への質問書
検討会の目的を果たさぬなかで「案」ははずせないと思われませんか?
3月10日の検討会後、神田啓治主査に市民がビデオインタビューした時、主査は以下のように応えられました。
- 質問:
- 『検討会の目的には「建設時の品質保証」について検討すると書かれています。それを達成しないと「案」ははずせないのではないでしょうか?』
神田啓治主査:「(それは)プールの建設時、プールの!」
神田主査の答えを受けて検討会の目的が書かれている資料を精査したところ、「プールの建設時に限定」という意味合いの項目は見あたりませんでした。それどころか検討対象は「使用済燃料受入・貯蔵施設及び再処理施設本体に関し……」と明記*されています。また、仮にプールに限定されていたとしても、建設時の品質保証体制が問題になることに変わりはないわけです。よって、検討会の目的が果たされないままには「案」ははずせないと思います。
このような状況で「案」を3月30日に外すのは拙走ではありませんか?
- *検討会の目的
- 「15年6月24日付けで、原子力安全・保安院は日本原燃に対して、使用済燃料受入・貯蔵施設及び再処理施設本体に関し、施設・設備建設時の不適合処理等に関する品質保証体制について点検を行うこと等を要請している」(平成15年8月8日付原子力安全・保安院「六ケ所再処理施設総点検に関する検討会の設置について[1.目的]」より引用)
以上
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- 京都市左京区田中関田町22−75−103
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